ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)がIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)との防衛戦(12月24日、東京・有明アリーナ)を控えるなか、専門家の予想も活発化している。
元世界2階級制覇王者の亀田大毅氏は自身のユーチューブチャンネルで挑戦者グッドマンに言及。「みんな『グッドマン、弱い』って言ってるんですけど、井上選手だからです。逆にスーパーバンタム級でグッドマンに勝てる選手って結構、少ない。(ルイス)ネリとかがやっても空回りすると思う。井上選手だからそうなりますけど、最強挑戦者だと僕は思います」と高く評価する。
その一方で、勝負の行方については「グッドマンも本当にいい選手なんですけど、井上選手だったら勝負にならない。予想にもならない」ときっぱり。「スピード」「パワー」「テクニック」「戦術」「タフネス」の全5項目で井上が上回るとし「6ラウンドから8ラウンドで終わります」とズバリ予想した。
元東洋太平洋スーパーフライ級王者・赤穂亮氏も「赤穂亮のルーTUBE」で「(グッドマンは)すごい実力もある選手」「チャンピオンクラスの選手だし、無敗」と挑戦者の実力と実績を評価しながらも「〝井上危ういか〟というところはない」「直近でやっているネリ、ドヘニー。この2人よりパワーはない」と断言した。