DeNAの三浦大輔監督(50)が〝手負いの4番〟に感謝した。
ソフトバンクとの日本シリーズ第4戦(30日、みずほペイペイ)にDeNAは5―0で零封勝利。2勝2敗の五分に戻した。
「4番・DH」で出場したオースティンが4回に1号先制弾を放つと、7回にも適時打と3安打2打点の活躍。初戦で左足甲打撲を負った助っ人に指揮官は、「痛くないわけがないですから。痛いと思います。そのなかで動ける範囲でよくやってくれてます」と感謝した。
さらに痛みに耐える姿がチームを鼓舞しているという。「数字もそうですけど気持ちですよね。チームのために全力で走ることはできなくても、打つことに関しては問題ないと、ああいう形で出場してくれている。もちろん打った後はアドレナリンも出てね全力で走ってくれますし。いまできる全力をね。本当にTA(=オースティン)の気持ちがベンチに他の選手に伝わってます」と〝相乗効果〟を強調した。