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自民党内で世耕氏らの衆院会派入りに反発の声「手のひら返しだ」

東スポWEB 2024年10月30日 23時46分

自民党は30日、〝政治とカネ〟の問題を受けて離党し、衆院選に無所属で立候補して当選した世耕弘成氏らに対し、同党が国会内でつくる衆院会派に入りを要請した。

これを受けて世耕氏、公認されずに無所属で立候補して当選した西村康稔氏、萩生田光一氏、平沢勝栄氏の4人は了承したという。

ほかにも衆院選で自民党候補と小選挙区で争い当選した無所属の三反園訓氏、広瀬健氏の2人にも会派入りを要請した。

今度の衆院選で自民党は公示前から65議席減の191議席。来月11日に招集の特別国会では6人が加わって197人となる。しかし連立を組む公明党の議席を加えても、衆議院の与党勢力は過半数の233議席まで12議席が足りない状況だ。

一方、党内では世耕氏らの衆院会派入りに対して早くも反発の声が上がっている。

「選挙区の支持者たちから『選挙が終わってすぐの世耕氏らの衆院会派入りは政治とカネの問題にケジメをつけていない』とお叱りを受けた。それに森山幹事長は、世耕氏に関して『復党はない』と言っていた。会派入りならいいのか…。これだけ選挙で負けたら党執行部が背に腹はかえられないが、手のひら返しだ」と同党議員は語った。

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