格闘技イベント「RIZIN LANDMARK10」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや)でシン・ユリ(30=韓国)と対戦する元RIZIN女子スーパーアトム級王者のベテラン・浜崎朱加(42)が再始動への意気込みを語った。
浜崎は30日、都内で公開練習を行い山本美憂を相手にスパーリングで軽快な動きを披露。2年の欠場を余儀なくされた、パク・ソヒ戦での左腕骨折からの回復に自信を見せ「今は楽しみの方が大きいです」と腕をぶした。
ベテランの域に入る年齢での長期離脱だったが、楽天家を自負する元女王は「別にそのうち治るし…みたいな。同じチームのみんなも絶えず試合をやっていたので、モチベーションが落ちることはなかったです」と悲壮感なし。今後についても「何歳までやるとか、何も決めていないというか。試合をして全然ダメだったりして自分で限界を感じたらその場で引退するのかな…。いや、でも正直、ホントになんにも考えてないんですよ。人生プランも。一試合一試合、いいパフォーマンスで戦えればいいかな」と笑顔だ。
だが、ゴールを設定しないからこそ今の戦いに集中できる。2018年のRIZIN参戦からケガでの離脱までタイトル戦線の先頭を走ってきたが「2年離れてベルトとか言っている立場じゃなくなった。今、一番下だと思ってるんで」と力説。「ずっと追われる立場だったので、下から追うっていうのが一番テンション上がってるんですよ」と口角を上げた。
元絶対女王は華麗な復活でファンをアッと言わせることができるか。