オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世(26)がハムストリングを負傷し、数週間離脱することになったと、同国メディア「DeTelegraaf」が報じた。
上田はエースのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷離脱でスタメンの座をつかむと、欧州チャンピオンズリーグ(CL)初ゴールを含めて公式戦3試合連続得点をマークするなど本領発揮。しかし、30日(日本時間31日)に先発したホームのアヤックス戦で前半40分に負傷交代。試合も0―2で敗れてチームのリーグ戦不敗は「29」でストップした。
上田の負傷についてブライアン・プリスケ監督は「(詳細は)わからないが、あまり良くないようだ」とし「彼はハムストリングを負傷している。数週間はかかるかもしれない」と説明。エース不在の中で上田の離脱が確実となり頭を抱えていたが、11月に日本代表が臨む北中米W杯アジア最終予選インドネシア戦(15日)、中国戦(19日)への参加も絶望的で、森保一監督にとっても深刻な問題といえる。
9月に始まったW杯最終予選で上田は日本のセンターフォワードとして4試合連続で先発出場し2得点をマーク。森保ジャパンは主にポスト役を務める上田を軸として攻撃陣を編成している。それだけに不在となれば大きな影響を受けるのは避けられず、今後の動向が気になるところだ。