イングランド・リーグカップ4回戦(30日=日本時間31日)、リバプールの日本代表MF遠藤航(31)は同MF三笘薫(27)の所属するブライトン戦に先発出場し、3―2で勝利。イエローカードを受けた影響もあって、後半19分に交代するも準々決勝進出に貢献した。
英メディア「リバプール・コム」によると、アルネ・スロット監督は遠藤ら出番の限られている選手について「今シーズン、あまり試合に出ていない選手たちのプレーを見て本当に良かったと思います。彼らはいつもわれわれと同じスタイルでプレーし、試合に質をもたらしてくれました。そのため、今後数週間のラインナップを決めるのがさらに難しくなります」と語ったという。
昨季は主力として活躍した遠藤も今季はベンチを温める時間が多く、今季リーグ戦では先発ゼロ。来年1月に解禁となる冬の移籍で退団する可能性が各メディアで報じられている中、指揮官を悩ませるパフォーマンスを披露したことで、今後はスタメン出場やプレー時間が長くなる機会が増えていきそうだ。
またターンオーバーによりベンチスタートの三笘は後半31分にピッチイン。40分には自慢のドリブルで左サイドを突破し、ゴールにせまった。2点ビハインドの45分には三笘の上げたクロスボールのこぼれ球から味方が得点するなど、ゴールに絡むプレーで大きな存在感を示した。