米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が30日(日本時間31日)に放送され、元新日本プロレスのオカダ・カズチカ(36)の介入も実らずヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)がAEW世界タッグ王座から陥落した。
この日の大会ではヤングバックスがプライベートパーティー(アイザイア・キャシディ&マーク・クイン)との防衛戦に臨んだ。一進一退の攻防が展開されるなか、ヤングバックスはマークを痛めつけると入場ゲート付近に放置して、アイザイアを孤立させる。
するとここでスーツ姿のオカダが登場。マークにツームストーンパイルドライバーをさく裂させると満面の笑みを浮かべ、ヤングバックスをアシストした。
ヤングバックスは粘るアイザイアにEVPトリガーを発射するも3カウントを奪えない。ならばとかつての盟友ケニー・オメガの必殺技であるVトリガーから片翼の天使を決めるが、回復したマークのカットが間一髪で間に合う。リバースフランケンシュタイナーでマシューが場外へ追いやられると、ニコラスが合体式カッターを浴びてついに3カウントを奪われてしまった。
痛恨の逆転負けとなったヤングバックスだったが、試合後はノーサイド。潔くプライベートパーティーにベルトを渡し、会場は歓声に包まれていた。