メーガン妃は、数百万ドルを稼げたかもしれない「絶好のチャンス」を断ったとされ、ハリウッド関係者を「あ然とさせた」と英紙エクスプレスが30日、報じた。
メーガン妃は2018年にヘンリー王子と結婚して女優としてのキャリアを終えるまで「SUITS/スーツ」の1エピソードで約4万ドル(約766万円)を稼いでいたと報じられている。
メディア分析会社ニールセンによると、「スーツ」は昨年にネットフリックスで再放送され、世界中で合計577億回視聴され、スピンオフ作品「スーツ:LA」が公開されればハリウッドの「メジャーフランチャイズ」になる予定だという。
しかし、ハリウッドの専門家たちは、メーガン妃が女優業に復帰し、数百万ドルの収入をもたらす可能性のある新シリーズに出演することを拒否したことに批判的だという。
「スーツ:LA」は、元ニューヨーク検察官で、刑事法とエンターテインメント法を専門とするロサンゼルスの法律事務所を設立したテッド・ブラックという新キャラクターに焦点を当てている。
同作品はメーガン妃の友人であり、オリジナルの「スーツ」の制作者でもあるアーロン・コーシュ氏が脚本を手掛けており、ある専門家によると、ヒロイン役はメーガン妃にぴったりだったという。
ロサンゼルスを拠点とするメディア財務アナリストのマイク・ライア氏は「これは彼女の人生で最も高くつく決断となり、今後何年も後悔することになるかもしれない」と指摘した。同氏は「エリカという名の敏腕弁護士である女性主人公はメーガンを念頭に置いて書かれたもので、彼女に本来の何倍もの報酬が支払われていたことは間違いない」とも証言した。
さらに同氏は「メーガン妃が女優業に復帰することを選んでいたら、1話あたり50万ドル(約7700万円)もの報酬を要求できたかもしれないと述べ「それは、有名スターでさえ夢見る絶好のチャンスだ。だが、彼女は大きなチャンスを無視して、皆をあ然とさせた」と語っている。