メッツ戦を中継している地元テレビ局SNY(電子版)は30日(日本時間31日)に「ピート・アロンソは、フアン・ソトとの再契約に失敗した場合、ヤンキースの『バックアッププラン』になるのか?」との見出しで、ニューヨークの球団同士のFA争奪戦を考察した。ヤンキースのフアン・ソト外野手(26)は今オフのFA市場の最大の目玉。通算226本塁打を放っているメッツのピート・アロンソ内野手(29)も注目されている。
ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者は、ヤンキースは今オフ、ソトの残留(再契約)を「最優先事項」としているが、「1つのバックアップ・プランに、アロンソ+投手のスター選手」の獲得もあると伝えている。
SNYはスコット・ボラス氏を代理人とするソトが「少なくとも5億ドル(約765億円)を要求するだろう。そして、彼の契約が6億ドル(約918億円)に近付き、それを上回っても不思議ではない」ことから、「今後数年間に渡って巨額の資金を持つメッツが、ソトに猛アタックすることが予想される」と指摘した。
ソトがメッツ、アロンソがヤンキースに移籍する玉突き人事は実現すれば波紋が広がりそうだ。