主役の活躍でDeNAが26年ぶり日本一へ王手をかけた。
ソフトバンクとの日本シリーズ第5戦(31日、みずほペイペイ)にDeNAは7―0で勝利。3勝2敗とセ3位からの下克上日本一へ残り1勝とした。
投打でパ王者を上回った。3回二死一、二塁で筒香嘉智外野手(32)が先制の中前適時打を放つと、4回無死一、二塁でキャプテン・牧秀悟内野手(26)が鷹3番手・前田純の2球目、141キロの高め直球をとらえシリーズ1号3ランを左翼席に叩き込んだ。
投げては中4日登板のジャクソンが7回108球3安打8奪三振無失点の力投。三浦監督は「日本シリーズですからいってもらう。いけるところまでいってあとはみんなでカバー」とジャクソンの中4日を決断した。「先発がしっかりゲームをつくれればチャンスが訪れる」との指揮官の期待に助っ人が応えた。
DeNA打線は9回にも3点を追加。13安打7得点と打線が爆発した。2連敗スタートから敵地3連勝で1998年以来の頂点に王手。本拠地・横浜での下克上完結まであと1勝だ。