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国民・玉木代表 立憲・野田代表との党首会談に向け「基本政策の協議ならいつでもやります」

東スポWEB 2024年10月31日 22時0分

国民民主党の玉木雄一郎代表は31日、国会内で開いた会見で、特別国会前に立憲民主党の野田佳彦代表から党首会談の申し出を受けたことに対して言及した。

これに先立ち行われた国民と自民党の幹事長レベルによる会談では、玉木氏と石破茂首相との党首会談を開くことが確認された。

国民と立憲は11月1日に国会内で幹事長・国対委員長会談を行う予定になっている。これに玉木氏は冒頭で、「条件が整うのであれば、立憲民主党とも党首会談を行いたい」と意欲を示した。

一方の野田氏は30日に日本維新の会・馬場伸幸代表、日本共産党の田村智子委員長と会談後、特別国会まで時間があることを踏まえ、玉木氏に党首会談を申し込んだが断られたことに触れ、「野党政権を作ったほうが手っ取り早い」と呼びかけていた。

玉木氏が考える野田氏との党首会談とは、特別国会で総理大臣を決める首相指名の協力要請などではなく、これからの両党間における政策協議のためなら受けるとするのか。

これに玉木氏は「連合からは〝泉体制〟の時から原発を含めエネルギー政策、外交安全保障、憲法、連合からは経済政策ですね、この4つについて『一定の合意を得てくれ』という要請を受けていた。われわれは(立憲側に)『経済対策以外の3つについて協議しませんか、基本政策の一致なくしてやれません』と何か月も言ってきています。それがいまだに実現していないわけですよ」と複雑な表情を浮かべた。

続けて「自民党ともそうですけど、われわれは政策本位だから、政策協議はとことんやりますよ。(立憲)党内はいろんな考えがあって難しいのはわかりますよ、政権を野党をまとめて取るという考えを野党第一党としてお持ちになら、難しいところを避けて通らず『党内をしっかりまとめてください』と、その上でわれわれと議論をしませんかと申し上げている。基本政策の協議ならいつでもやります。そういうことが立憲として受けられるのかどうか。うちは政策にこだわってきた政党ですし、ブレずに貫いてきた」と語った。

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