新日本プロレス31日富山大会の「スーパージュニアタッグリーグ」Bブロック公式戦で、IWGPジュニアタッグ王者のKUSHIDA(41)、ケビン・ナイト(27)組がベロシティーズ(ジュード・ロンドン&パリ・デ・シルバ)に痛恨の2敗目を喫した。
王者組がまさかの不覚を喫した。KUSHIDAがシルバのシューティングスタープレスを回避すると、ナイトがネックハンギングボムを発射。ロンドンを孤立させて勝負を決めにかかる。
ナイトはアッパールーム(飛び付き式フランケンシュタイナー)をロンドンを決め、KUSHIDAもハンドスプリング式キックでシルバを場外に転落させつつロンドンの左腕を蹴り上げる。そのままパーフェクトタイミング(合体式ボティーアタック)を狙ったが、ここでロンドンに体を入れ替えられるとKUSHIDAが高角度前方回転エビ固めで丸め込まれ、逆転の3カウントを奪われてしまった。
バックステージでKUSHIDAは「レフェリーは3つ叩いた。言い訳はできない」とうなだれた。ナイトはベロシティーズの地元・オーストラリアに出向いてのリベンジマッチも見据えていた。