DeNAの筒香嘉智外野手(32)が悲願の日本一へあと1勝とした。
ソフトバンクとの日本シリーズ第5戦(31日、みずほペイペイ)に筒香は「7番・左翼」で出場。3回に先制適時打を放ち7―0での勝利に貢献。26年ぶり日本一へあと1勝とした。
試合後、筒香は「先制点がとれれば一番いい形になると思っていたし、前の方たちが必死につくってくれたチャンスだったので、何とかかえしたいと思った」と殊勲打を振り返った。
今季途中に日本球界に復帰。複数球団のオファーのなかから古巣を選択した。「(DeNAで)優勝、日本一が僕のモチベーションでしたね。それを迎えるチャンスでもありますし、もう一度、気を引き締めながら地に足をつけて戦いたいと思います」と前を向いた。
7年前の日本シリーズではソフトバンクに2勝4敗で敗れた。背番号25は「前回、いいゲームももちろんあったんですけど(3勝目を)とれなくて。とれたということ非常にチームにとっても大きい」とチームの成長を実感していた。