ボートレース下関の「創刊75周年記念 日刊スポーツ杯」は31日、2日間の予選が終了。準優勝戦に進むベスト18が決定した。
菅章哉(36=徳島)は予選ラストの3日目7Rを4コースからまくり快勝。チルト3度の強伸び仕様で持ち味を発揮した。
「セッティングは直前まで悩んだ。10点満点で伸びは10点、回り足は1点」と伸びには力強い手応えをつかんでいる。
ただ、準優は2号艇。現状の伸び一本の仕上がりでは2コースからの戦いは苦しい。2コース向きにするため出足系に寄せる、現状のまま2コースから勝負、伸びをフルに生かすため外のコースに持ち出す…。さまざまな選択肢があるが、菅は「150個くらいの要素を考えてなので直前まで分からない。まずは2着までに入れるところから」と不敵な笑みを浮かべた。