女優の橋本環奈(25)に浮上したパワハラ疑惑を所属事務所が31日、明確に否定した。
橋本の疑惑はこの日、一部週刊誌で報じられ、声明は事務所社長名義で発表された。「明らかに事実と異なる内容であると断言致します」「暴言を吐くなどは論外」などと強く否定。
一方で「私が発したものであるとすればまだ理解できます」「私は確かにスタッフへ厳しく指導したり窘めたりする事はあります」と、社長自身が事務所関係者に強く言うことがあると認めた。橋本には謝罪し、反省して態度を改めるとした。
橋本は社長と二人三脚で歩んできた。
地元福岡のアイドルグループのメンバーだった2013年秋、〝奇跡の1枚〟でブレーク。その後、前出社長からのマネジメントを受けるようになったといわれた。
「橋本さんにはマネジメント契約のオファーが殺到。この社長が契約できたことが不思議がられていました」(テレビ局関係者)
ただ、今回の声明によると、社長は橋本のマネジメントを「12年」もの間、担っているという。つまり、奇跡の1枚前からの関係だった。
橋本はアイドル活動を続行。ブレーク後は熱心なファンやメディアに追われるようになった。
「イベントを開催した際、終演後にファンが橋本さんのもとに殺到しないよう、社長はスタッフに指示してガード。メディアには配慮を願うなど対応していました」(同)
橋本は社長に支えられ、勢いが加速する。映画「セーラー服と機関銃―卒業―」(16年)で映画初主演を果たした。芸能プロ関係者の話。
「社長は自ら橋本さんの仕事現場に足を運び、サポートしました。楽屋には橋本さんが好きな菓子や飲み物を用意。くつろげる環境を作りました。橋本さんは当時から感謝していたそうです」
橋本は次々と話題作に出演。現在放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」でヒロインを務めるまでに至った。
社長は橋本のパワハラ疑惑を否定した声明で、橋本について「つい先日もロケ先の福岡から戻って来た時に『人生で一番おいしいヨーグルトを見つけた。』とあの小さな体で大きなヨーグルトの袋を沢山抱えて会社のみんなへとニコニコしながらもってきてくれました」と素の一面に触れている。
橋本本人は31日夜現在、自身のX(旧ツイッター)で一連の騒動について触れていない。