女子プロレス「スターダム」のタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」は10月31日の高松大会で公式戦3試合が行われ、葉月(27)&コグマ(26)の「FWC」が2勝目を挙げた。
レッドゴッデス公式戦で、中野たむ&玖麗さやかの「ときめき♡ぷりんア・ラ・モード」と対戦。14分過ぎ、玖麗のミサイルキックからピンチを迎えたコグマだったが、葉月が絶妙なタイミングで助太刀に入り追撃を許さない。
敵軍の猛攻をしのいだFWCは16分過ぎ、葉月が玖麗にトップロープからの雪崩式ブレーンバスターを決めると、すかさずコグマがダイビングボディープレスを投下。2人の好連係で勝負を決めた。
これで2勝1敗。26日新宿大会の開幕戦では刀羅ナツコ&琉悪夏を下し白星スタートしたが、翌日の朱里&鹿島沙希との公式戦(後楽園)では屈辱を味わった。コグマが鹿島の起死回生で丸め込まれ、わずか11秒で敗北したのだ。
それでもダブルヘッダー出場となった同日のOZアカデミー横浜大会で次期挑戦者決定戦を制し、OZアカデミー認定タッグ王座への挑戦権を獲得。気持ちを切り替えて再びリーグ戦の舞台に立っていた。
試合後、FWCは「全勝優勝、いけるよ!」と声を揃えた。するとコグマは何かを思い出したかのように「あれ…?」と言葉に詰まるが、葉月の勢いに押され、鹿島に秒殺負けした記憶は吹っ飛んだ様子。「後楽園は試合してないわ」と納得すると、2人はもう一度「全勝優勝、いくぞ! ウィー・アー・FWC!」と叫んだ。
3年ぶりのリーグ戦制覇からゴッデス王座(現王者は渡辺桃&テクラ)に狙いを定めるFWCが、タッグ2冠取りを果たせるか注目だ。
この他、同ブロックもう1試合では舞華&HANAKOが、岩谷麻優&向後桃に勝利。一方のブルーゴッデス公式戦では、なつぽい&安納サオリが水森由菜&さくらあやとの「コズミック・エンジェルズ」同門対決を制した。