イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドの新指揮官に、ポルトガル1部スポルティングを率いるルベン・アモリム監督(39)の就任が確実となった。
アモリム監督の着任は契約解除に伴う手続きなどの関係で11月の国際マッチデー前になる見込みだ。英「BBC」など各メディアによると、同監督は「メロドラマは終わりに近づいていると言っていい」とし「これは2つのクラブ間交渉であり、決して容易なことではない。彼らは話し合う必要がある。あと1日で決定が下される」とコメントしたという。
そんなアモリム監督は現役時代にポルトガル代表でFWクリスチアーノ・ロナウド(39=アルナスル)とチームメートだった。英紙「デーリー・スター」は「C・ロナウドはアモリムに愛情のこもったニックネームを付けていた」と指摘。ポルトガルのマルクス・アウベス記者の話として「C・ロナウドはアモリムを代表チームの『詩人』と呼んでいた」とし、その理由について、アウベス氏は「雄弁で社交的なアモリムは魅力的で言葉を支配する」ことからエースが命名したという。
マンUは契約解除金1000万ユーロ(役16億5000万円)を支払ってアモリム監督と2年半契約+オプション1年の契約を結ぶ予定。C・ロナウドも認める若手指揮官は名門クラブを再建できるだろうか。