ヘンリー王子はニューヨークで31日に行われたNATO軍事委員会にオンラインで参加し、自らが設立した負傷軍人のための国際スポーツイベント「インヴィクタス・ゲーム」について語ったが、SNS上では王室ファンの間で批判が渦巻いている。英紙エクスプレスが31日、報じた。
王子は軍事委員会にビデオで登場し「インビクタスの不屈の英雄たちが強さ、忍耐、そして回復力を象徴している」と語った。会場にはインヴィクタスの最高経営責任者ドミニク・リード氏、理事会のアレン長官、副最高経営責任者リチャード・スミス氏を含む代表団が出席した。
しかし、米モンテシトの自宅からオンラインで委員会に出席して意見を表明したヘンリー王子は、SNS上で王室ファンから猛反発を買った。
あるユーザーはXで「これはとんでもない冗談だ。ヘンリーはどこの国を代表しているんだ? どんな経験や知恵を提供できるんだ? もっと頑張れ。世界はNATOを笑っている」と痛烈に皮肉った。また「最近はちょっと笑いものになっているZ級セレブがNATOに発言の場を与えられているのを見るのは恥ずかしい。彼は注目を浴びるために、自分の存在感を保つために宣伝活動ばかりしている」との意見もあった。
さらには「失礼ながら、正当かつ検証済みの戦闘経験を持つ退役軍人の方がずっと良い選択だったでしょう。この人物はそうした経験がないだけでなく、その組織に関わっているのは自己顕示欲のためだけです。恥ずべき人物です」などと厳しい指摘ばかりが目立ち、ヘンリー王子には厳しい結果となった。