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韓国の新星・金倒永がプレミア12でのリベンジに意欲「有終の美を飾りたい」

東スポWEB 2024年11月1日 14時50分

韓国代表がKBOのニュースターに上り詰めたKIAの金倒永(キム・ドヨン=21)を中心に「プレミア12」(9日開幕)に乗り込んでくる。韓国人選手初の「40―40」にはわずかに届かなかったものの、打率3割4分7厘、38本塁打、109打点、40盗塁と大ブレークを果たし、チームを韓国シリーズ総合優勝にまで導いた。MVPもほぼ確実としている。

次なる目標を「プレミア12」に定めるキム・ドヨンはすでに代表チームの練習に合流し「一次目標は本戦進出だが、最終目標は当然優勝。上位打線で活躍したい」と腕をぶす。リュ・ジュンイル監督も「彼が代表チームの中心にならなければならない」と「3番・三塁」で起用する考えを示し、韓国メディア「朝鮮日報」は「国際舞台で名前をより大きく知らせるチャンスをつかんだ。若いチームでも彼が定着すれば韓国野球の未来を輝かせられる」と期待した。

代表招集は2度目だが、昨年11月のアジアチャンピオンシップの日本との決勝戦では、一塁にヘッドスライディングして左手を負傷。優勝を逃した苦い経験があるだけに「韓国で優勝したいい気運を持って臨みたい。昨年できなかったプレーを今年は思う存分に発揮して、今年の有終の美を飾りたい」とリベンジの思いが強い。

第1回大会覇者の韓国は前回の第2回大会覇者の日本と同じグループBに入り、本戦を目指してシノギを削る。東京五輪、WBCと敗戦続きだけに何としても日本にひと泡吹かせたいところだ。

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