23年に育成ドラフト7位で巨人に入団した平山功太外野手(20)が1日に都内にある読売新聞本社で初の契約更改交渉に臨み、現状維持の400万円でサインした。
平山は春に右足首をねん挫してスタートダッシュが遅れたもの、イースタン・リーグには3試合出場し6打数1安打と二軍での初安打も記録するなど課題と収穫を手にしたルーキーイヤーとなった。
平山は「ケガもいい経験だったと思いますし、三軍戦でも自分の中ではいい結果が出て、さらには二軍で初ヒットも打てました」と振り返ると「来年はまず支配下登録とを勝ち取って、一軍で1番打者となれるように頑張りたいなと思います」と熱い抱負を語った。
現在ジャイアンツ球場で行われている秋季練習では、阿部監督から打撃指導を受ける場面も見られた。平山は「バットのヘッドが寝やすくてライト方向に強い打球が打てないというところを見られて、『ヘッドを立てるように』と教えてもらいました」と指導内容を明かした。
今季の悔しさを怪我の功名とし、来季は支配下登録を勝ち取ることはできるか。
(金額はすべて推定)