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渋野日向子 18番イーグルで〝千両役者〟ぶり発揮も順位は後退「もうちょっとスコアを出したかった」

東スポWEB 2024年11月1日 16時25分

国内開催の米女子ゴルフツアー「TOTOジャパンクラシック」2日目(1日、滋賀・瀬田GC=パー72)、56位から出た渋野日向子(25=サントリー)が、18番パー5のイーグルでギャラリーを魅了した。

インスタートの10番パー4からチャンスを決め切れないなどパーを続けて迎えた18番。残り80ヤードの3打目を58度のウエッジで打つと、ピン奥に着弾し、バックスピンで戻ったボールはカップへ吸い込まれた。本人は信じられないような表情を見せると、両手を掲げて喜びを表現し、同組選手らとハイタッチを交わした。

グリーン奥にはスタンドが設置されており、より多くのギャラリーからは大歓声が沸き上がった。見る者が多いホールで見せ場をつくる〝千両役者〟ぶりを発揮。渋野は「超うれしかった。耐えてというか、入らずの前半だったので、どっかで入ってくれたらと話していたら、3打目で入ってくれたのでラッキーでした。(カップインは)見えてなかったので歓声で」と振り返った。

その後は4番パー4で10メートル超のロングパットを沈めてバーディーを奪うも、5番パー4、6番パー4の連続ボギーでイーグルの〝貯金〟をはき出してしまった。終わってみれば、1イーグル、1バーディー、2ボギーの71。通算1アンダーの58位に後退した。復調途上であることは否めなかっただけに「イーグルだけでしたね。もうちょっとスコアを出したかった」と悔やんだ。

残る2日間に向けては「昨日よりフェアウエーキープ率もパーオン率も高かったけど、パッティングが打ち切れていない。もうちょっとガツガツいけたらと思うところは多いけど、もうちょっとパシッと合ってくれたら」と好スコアへ思いを巡らせた。

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