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【日本ハム】WS制覇の大谷翔平に栗山CBO激辛エール「よかったねなんて言ってる場合じゃない」

東スポWEB 2024年11月1日 17時51分

日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO=63)が1日、米メジャーのワールドシリーズを制覇したドジャース・大谷翔平投手(30)に愛ある「激辛エール」を送った。

この日、本拠地・エスコンフィールド北海道で始まったチームの秋季キャンプを視察後に取材に応対。大谷のドジャース移籍1年目での快挙について問われると、まずは「ジャパンの時に選手たちに『野球の伝道師たれ』っていう思いは伝えてたんだけど。ああやっていろんな人たちに野球のすごさを伝えてもらっていることに関しては、ものすごくありがたいし『ありがとうな、翔平』って感じではある」と笑顔。異国で活躍する二刀流に元日本代表監督として感謝の思いを語った。

ただ、日本ハム監督時代から大谷の潜在能力を人一倍理解する元指揮官。愛弟子にはさらなる飛躍を期待しているため、あえて厳しい言葉を並べ、激励することを忘れなかった。

「僕が勝手に思っている大谷翔平っていうのは、こういう大谷翔平ではないので。まだ全然とは言わないですけど、こんなところでよかったね、なんて言ってる場合じゃないよねみたいな。そんな感じなんで。もともと世界一の選手になると思ってこっちは送り出している。何か『全然ダメだな、まだ』って(大谷が)どっかで思ってるんじゃないかなっていうふうに信じてるし、もっとみんなをビックリさせるようなことをやってくれる。(今季は)僕が思っているすごい数字とは全然違ってたんで。そういうふうなことをやってくれるだろうなって信じている。みんながすごかったね、(夢を)達成したね、みたいな、そういう空気はあいつの成長を妨げるので」(栗山CBO)

最後まで親心をのぞかせながら大谷への期待を熱弁していた。

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