俳優の伊藤健太郎(27)が1日、自身のインスタグラムを更新。小栗旬が社長を務める芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」に所属することを発表した。
伊藤は「お世話になったイマージュエンターテイメントをはじめ、これまで応援してくださいましたファンの皆様、お世話になりました皆様には、心より感謝申し上げます」とつづった。
伊藤は2018年放送のドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)でブレーク。19年後期のNHK連続テレビ小説「スカーレット」の演技も評価された。順調な俳優人生を歩んでいたが、20年10月に道路交通法違反などの容疑で逮捕(後に不起訴処分)され、活動自粛。21年6月に活動再開し、同年10月期「東京ラブストーリー」(フジテレビ系)で主演。直近では今年4月期の日テレ系「街並み照らすヤツら」に出演、映画「静かなるドン2」で主演した。
伊藤の今後を占う上で、不安視されるのが〝不義理イメージ〟だ。伊藤が交通事故を起こして活動自粛した時、前事務所に違約金を立て替えてもらい、その支払いが残る中での退所となった。
前事務所は退所発表時に公式サイトで「今後の活動や契約について話し合いを重ねてまいりましたが、双方の意見が一致せず、最終的に退所という形で合意に至りました」と円満ではないと明かす異例の一文を掲載し、波紋を呼んだ。
これを受けてネット上では前事務所に同情する声が多く上がり、伊藤の今後の仕事への負の影響を心配する人も多いが、「イマージュ側は当初、伊藤の決断に大きなショックを受けていたが、話し合いを重ねた結果、今は俳優としての活動を応援している」(芸能プロ関係者)という。
伊藤は新天地で飛躍することができるか。