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元SKE48高畑結希 女優として座長公演「アイドルの肩書きがなくなった。経験値を上げたい」

東スポWEB 2024年11月2日 11時35分

6月末にSKE48を卒業し、女優・タレントとして活動している高畑結希(29)が1日、東京・下北沢の駅前劇場でオイスターズ第28回公演「父、腐る」公開ゲネプロ後、報道陣の取材に応じた。

愛知県名古屋市を拠点に活動するオイスターズの第28回公演で、平塚直隆が作・演出の舞台。「父、腐る」は〝父〟をテーマにし、家族かどうかもわからない一行が旅をしている様子を描く。

高畑は会社員から2015年に7期生としてSKE48に加入した異色の存在。6月末の劇場公演をもって、グループを卒業し、ソロ活動をスタートさせた。

ゲネプロを終えた高畑は「私は声が小さいことが課題で、とにかく声を大きく届けたいという思いがありました。周りの皆さんに負けないように声を出すことを意識していたので、めちゃくちゃ汗もかきました」と緊張の面持ちで語った。

アイドル時代、2022年のオイスターズの第26回公演「ちちんち」で「ちちんち」で座長公演を経験。グループ卒業後、初座長公演となったが、「アイドルという肩書きがあった時は、優しい目も多かったかなと思うんですが、今はそれがなくなった。前回の『ちちんち』より演出家さんからの要望ももちろん増えましたけど、そういうことを伝えてくださることがすごくうれしいです」と女優として活動していく覚悟を伺わせた。

今後の活動を聞かれると、「いろいろなお芝居を経験していきたいです。今回は会話劇ですが、来月の舞台では殺陣に挑戦します。いろんなジャンルに挑戦するなかで、自分に合うものを探していけたらいいなと思いますし、とにかく経験値を上げていきたいです」と意気込んだ。

東京公演は同所で3日まで、7日から名古屋公演(愛知県芸術劇場)が上演される。

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