ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンが、日本代表DF伊藤洋輝(25)の復帰へ細心の注意を払っているようだ。
今夏に同1部シュツットガルトから加入した伊藤は、7月末のプレシーズンマッチで中足骨を骨折。新天地での公式戦出場はなく、復帰へ向けたメニューをこなしている中、ドイツメディア「ビルト」は、伊藤が先月31日にリハビリコーチ、シモン・マルティネロ氏とマンツーマントレーニングを行っている様子を報道した。
同メディアは「短いウォームアップとボールを使ったいくつかのエクササイズの後、リハビリコーチのシモン・マルティネロがタブレットを手に取り、伊藤がボールを使わない短いランニングドリルを何度もこなす間、繰り返しそれを使用。マルティネロは常にタブレットを使用し、伊藤から目を離すことはなかった」と伝えた。
その上で「一つはっきりしているのは、Bミュンヘンは、伊藤が2週間前のトレーニングで負傷したあと、この日本人選手のリハビリに細心の注意を払っているということだ。さらなる後退を防ぐため、バイエルンは全力を尽くしている」と指摘。先月中旬にはトレーニング中に太ももを痛め、復帰への道が後退した教訓を生かしているわけだ。
まだ全体練習には合流していないが、年内にBミュンヘンデビューを果たせるのだろうか。