メダルにあと一歩届かなかった。パンコンチネンタル選手権(1日、カナダ・ラクーム)、3位決定戦が行われ、女子代表のSC軽井沢クラブは中国に3―7で敗れ、4位に終わった。
準決勝で韓国に6―7で惜敗。メダルを懸けた中国との一戦は第1エンド(E)に1点を先制するも、第2Eに2点を許す。それでも、第4、6Eに1点ずつ奪って逆転に成功した。しかし、第7Eに2点、第8Eに1点、第9Eに2点を取られて万事休す。悔しい幕切れとなった。
昨季は世界選手権の切符を奪取するも、3勝9敗で11位に終わった。悔しさを味わった中で、スキップ・上野美優は「アイスリーディングやコミュニケーションの部分で足りていない」と分析。今大会に向けては「楽しくやることが結果につながる時もあれば、真剣に目の前のアイスに集中してプレーすることが結果につながる時もある」と語っていた。
すでに来年の世界選手権出場枠は確保済み。今大会の経験を次なる戦いに生かすことはできるか。