全日本大学駅伝(3日、愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前、8区間106・8キロ)の4区(11・8キロ)を担った青学大のエース・黒田朝日(3年)の激走に、ファンからも歓喜の声が上がっている。
6年ぶり3度目の優勝を目指す青学大は、2区の鶴川正也(4年)がトップでタスキをつなぐと、3区の折田壮太(1年)も落ち着いた走りを披露。当日変更で4区に起用された黒田も序盤から快走を見せ、後続との差を広げる。最後まで勢いは衰えることなく、従来の区間記録を13秒更新する33分3秒(速報値)の区間新記録をマークした。
レース後には「とにかく先頭でタスキをもらったので、後続と差を離すのが自分の仕事。この区間は上り下りが多いので、後半得意の上りで力を出せるように走った」と振り返った上で「残り2冠(全日本大学駅伝、箱根駅伝)絶対取りましょう」とチームメートにエールを送った。
ファンからは「黒田朝日が単独走で区間新。これはちょっと手が付けられなくなる予感」「黒田勝負を決めに行った素晴らしい走り」「黒田朝日あまりに強すぎた」「黒田の区間新ほど驚かないもんないよ」と称賛が相次いでいる。