イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が、同リバプールに加入していた未来もあったかもしれない。
英紙「デーリー・エクスプレス」などによると、リバプールの分析担当元トップのイアン・グラハム氏は、新著「プレミアリーグで勝つ方法 サッカーのデータ革命の裏話」で三笘について触れているという。
「三笘は日本最高の選手であり、プレミアリーグの平均を上回る評価を得ていた。我々にとって、日本の選手をプレミアリーグのレベルに近いと評価するのは非常にまれなことだった。三笘をリバプールの獲得候補としてもっと真剣に検討するよう主張しなかったことは、今でも後悔している」
三笘は2021年夏にJ1川崎からブライトン入りし、21―22年シーズンは、ベルギー1部サンジロワーズでプレー。翌22―23年に復帰すると、世界最高峰リーグで存在感を発揮している。そんな活躍が後悔の念を大きくするのだろう。
その三笘は2日のアウェー・リバプール戦に先発。無得点に終わり、チームは1―2で逆転負けした。