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【WWE】コーディ・ローデスとリブ・モーガンが初代クラウン・ジュエル王者に! 豪華ベルト獲得

東スポWEB 2024年11月3日 12時21分

WWEのPLE「クラウン・ジュエル(CJ)」が2日(日本時間3日)にサウジアラビア・リヤドで開催され、激戦の連続となった。

メイン戦では統一WWE王者の〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスと世界ヘビー級王者グンターが、新設されたCJ王座をかけてチャンピオン対決。グンターがコーディの腰に集中攻撃を浴びせてから、得意のチョップとスリーパーホールドでコーディを追い込んだ。コーディは腰の痛みに必死に耐えながら反撃して、ハイレベルな名勝負になった。

最後はコーディがコーナー上段からコーディカッターを放ったが、グンターがスリーパーで捕獲。そのままグラウンドに移行しようとしたところで、コーディが後方に回転しながら巧みにグンターを押さえ込んだ。地味ながらすさまじく強い世界王者から一瞬の返し技で3カウントを奪って、頂上決戦に勝利。統一WWE王者は、CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHから50カラットのダイアモンドが装飾された豪華なCJベルトを授与された。

同じく初代CJ王座がかかった女子の頂上決戦では、女子世界王者のリブ・モーガンとWWE女子王者ナイア・ジャックスが激突。ナイアのタッグパートナーでMITB覇者のステファニー・ストラットンが現れて挑戦権を行使しようとしたが、リブの相棒ラケル・ロドリゲスがこれを阻止。さらに、リブの恋人ドミニク・ミステリオがレフェリーを引きつけた際に、ラケルがナイアをハイキックでコーナーから叩き落とした。最後はリブが巨体のナイアを、ロープの反動を利用したDDT「オブビリオン」でマットに突き刺し、豪華ベルトを獲得した。仲間の介入あっての勝利にもかかわらず、リブはしれっと涙を浮かべるのだった…。

前統一WWE王者の〝OTC〟ローマン・レインズは、仲たがいしていたジェイ・ウーソと再合体。ジェイの兄ジミー・ウーソを加えた〝オリジナル・ブラッドライン〟で、新生ブラッドラインのソロ・シコア&ジェイコブ・ファトゥ&タマ・トンガと激突したが、旧ブラッドラインはレインズとジェイの連係が取れず大苦戦。新生ブラッドラインは、タンガ・ロアの介入もあって抜群の連係を見せ、最後はシコアが必殺のサモアンスパイクでいとこのレインズをピンフォールし、値千金の白星を挙げた。

試合後もシコアらがレインズ&ウーソズを暴行。旧ブラッドラインのメンバーだったサミ・ゼインがジェイの助っ人に現れたが、シコアを狙ったヘルヴァキックがかわされて何とレインズに直撃した。新旧ブラッドラインの抗争は、人気者のゼインも加わってさらに複雑化してきた。

US王者LAナイトvsアンドラデvsカーメロ・ヘイズのトリプルスレット王座戦は、ナイトが2人に必殺技BFTを決めて防衛に成功。セス・ロリンズはブロンソン・リードとの遺恨対決をストンプ3連発で制した。〝毒蛇〟ランディ・オートンと〝KO〟ケビン・オーエンズの元タッグパートナー対決はゴング前から乱闘となり、収拾つかずで試合不成立となった。

この日の「クラウン・ジュエル」はABEMAにて配信された。

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