日本ハムの加藤豪将内野手(30)が3日、球団を通して今季限りでの現役引退を発表した。
加藤豪は2022年にメッツ傘下のシラキュースからドラフト3位で入団。米メジャー経験のある〝逆輸入選手〟として注目を集めた。日本球界1年目だった23年は主に二塁手として62試合に出場。打率2割1分、6本塁打、16打点を残した。だが、2年目の今季は28試合の出場に止まり打率1割7分2厘、0本、1打点と低迷。9月7日のオリックス戦が現役での最後の出場となっていた。
本人はこの日、球団を通じ「12年間、応援し支えてくれたファンの皆さん、本当にありがとうございました。ここまで来られたのは、家族やチームメイト、監督、コーチ、球団の方々、ファンの皆さんのおかげです。これからも新しい挑戦を続け、これまでの経験と感謝の気持ちを胸に、前に進んでいきます」とコメント。球団によれば、引退会見等は本人の意向により行わない予定だという。