アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらが所属する米MLSのインテル・マイアミを指揮するヘラルド・マルティーノ監督が、獲得の噂が出ているサウジアラビア1部アルヒラルのブラジル代表FWネイマールについて言及した。
インテル・マイアミにはメッシのほか、FWルイス・スアレスも加入しており、ネイマールの獲得まで浮上。スペイン1部バルセロナ時代に得点を量産した「MSN」の再結成への期待や、ネイマールがマイアミに不動産を購入したと報じられたことで、2025年夏にアルヒラルとの契約を満了した後、にわかにインテル・マイアミ行きの可能性を伝えるメディアも出ている。
そんな中、スポーツメディア「ESPN」によると、マルティーノ監督は「MLSの登録メンバーと給与制限を考慮すると、現時点では契約交渉は不可能だ」と主張。また不動産購入による高まる憶測については「ここに家を買った人はみんなプレーに来るのか?」と一笑に付した。
続けて「実際、選手が来るか来ないかについて、そう簡単に話すことはできない。選手がここに家を買ったとか、(フロリダ州)フォートローダーデール出身の彼女がいるからとかの理由で、その選手について話すことはできない。ナンセンスだ」と一蹴した。
とはいえ、メッシらが在籍していることから同監督は「何が起きても不思議はない。ただ、リーグが給与問題をより柔軟に扱わなければ、それがどのように実行されるのか想像もつかない」。MLSがルールを変更するなら可能性はあるとした。