作家の竹田恒泰氏が3日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。衆院選での自民党の敗因を語ったが、橋下徹氏に一蹴される一幕があった。
竹田氏は自民党惨敗の要因について「今回の選挙のメインテーマは何だったのか? 石破さん自身が『裏金』、不記載問題を選んだ」と主張した。
続いて「不記載問題は検察も終わって、自民党内の処分も終わったんですよ。ところが石破さんが追加処分をした。まだ終わってないかのように見せて、石破さんは『どうですか。こんなに処分したから、どう?』って辻斬りみたいなことをして、安倍派をボロボロにしたけど、その分たくさんの票を得て勝てると。いろんな戦い方あったんだけど、このオッサンはこれを選んだ」石破茂首相の手法を批判。
さらに「それに乗っかったのが立憲民主党」とし、野田佳彦代表の最終演説は政治とカネ、自民党批判だけで終わったと指摘。「つまり石破が示した裏金問題で自民党どうですか?は『だめでした』という結論が出ただけ。せっかく総選挙なのに、実質的な議論もほとんどないまま」と訴えた。
これに橋下氏は「竹田さん言われるように、政策とか国家戦略は重要なことは重要なんですけど、これは僕、政治家をやった経験からすると、いろんな政策を掲げたり、天下国家論じたりしても、カネにとにかくいい加減なやつはきちんとした政治の仕事できません」と斬り捨てていた。