ソフトバンクの柳田悠岐外野手(36)がDeNAとの日本シリーズ第6戦(3日、横浜)で、今シリーズ初となる本塁打を放った。
4点ビハインドの4回、無死一塁で打席に入った柳田は、相手先発・大貫の4球目の真っすぐを振りぬいた。高々と舞い上がった打球はバックスクリーンへと飛び込む追撃の2ランとなった。
持ち前のフォロースルーから一度後ろを向いた背番号9は、ダイヤモンドを一周すると、本塁付近で大きく手を叩いた。「いいスイングができた。まず2点を返すことができて良かった。なんとか逆転できるように頑張るだけです」と語った。
この一発で、第3戦の2回から続いていたホークスの連続無得点イニングは「29」で止まった。
今シリーズ、試合前時点で打率3割3分3厘(21打数7安打)と好成績を残していたが、ここまで本塁打はなかった。