俳優の松平健が3日、大阪・御堂筋で行われたイベント「御堂筋ランウェイ2024」に出演し、楽曲「マツケンサンバ」を披露した。
同イベントは、日本の魅力や文化を国内外に発信しようと、毎年秋に開催されており、今年は開幕を目前に控えた「2025年大阪・関西万博」(開幕日・来年4月13日)の機運醸成も兼ねていた。
大阪・御堂筋を歩行者天国にし、クラシックカーやダッフィーバスの展示や全国11か所の祭、ファッションショー、東京ディズニーリゾートスペシャルパレード、アバンギャルディやマツケンサンバなどのダンスパフォーマンス、コブクロの生ライブが披露された。
島根県浜田市の石見神楽のステージでは、お笑いタレントの今田耕司が、おろち退治の手助けとばかりに酒だるを掲げていた。おろちが退治されると「マツケンサンバ」のイントロが流れ、スパンコールの着物を着た松平が腰元ダンサーズやサンバ隊、ドラァグクイーンを引き連れステージに登場した。
松平が可動式のステージに乗り込み、御堂筋に作られた1・1キロメートルのランウェイを練り歩くと観衆からは「上様!」といった声があがった。
大名行列ならぬマツケンサンバカーニバルを終えた松平は「移動して歌うって初めてだった。3回続けて歌うってなかなかない」とし、大阪の印象を聞かれると「みなさん明るくて、パワーもらえますね。この勢いで『大阪万博』もぜひ、たくさんの人に集まっていただいて、ぜひ成功していただきたい」と語った。
イベント後に横山英幸大阪市長は「まさかヤマタノオロチからマツケンさんが出てくるとは思わなかった」とし、吉村洋文大阪府知事は「あれが今日、一番おもしろかった所じゃないですか。大爆笑だった。むちゃくちゃやな。こんな演出ある? と思いました」と笑いあっていた。