来年1月からイングランド代表監督に就任するトーマス・トゥヘル氏が、母国ドイツのミュンヘンと英国ロンドンとの二拠点生活をイングランド協会から許可されたと、英紙「サン」が報じた。
今夏の欧州選手権で準優勝に終わり退任した前任者のガレス・サウスゲート氏に代わり、イングランド出身者以外では初の指揮官となるトゥヘル氏。ほとんどの時間をイングランドで過ごす見通しを示していたが、イングランド協会は会議など一部業務で〝リモートワーク〟を認めたという。
イングランド・プレミアリーグのチェルシーを指揮していたときはロンドン在住だったが、常に活動しているわけではない代表チームだけに、同協会も許可したのだろう。同紙によると、イングランド女子代表のサリナ・ウィーグマン監督も、英国とオランダの自宅を行き来する生活を送っているという。
このトゥヘル氏の二拠点生活報道に、韓国メディアも素早く反応。元韓国代表監督のユルゲン・クリンスマン氏は、自宅のある米国から〝通い〟で仕事をしており、その状況を批判していたからだ。トゥヘル体制がうまくいかなかったら、英国メディアも常駐を求めるのだろうか。