バレーボール男子のSVリーグ第4節2日目サントリー―東京GB(4日、東京・有明アリーナ)で今季初欠場となった高橋藍(サントリー)の状態について、チーム関係者が説明した。
この日は1万820人の観客が来場したが、高橋は6試合目で初めてベンチ登録を外れた。パリ五輪前に左足首を痛めており、この日の試合中は患部を電気治療する場面もあった。試合は3―0でストレート勝ちを収め、通算成績を3勝3敗とした。
試合後には、選手のコンディショニングなどを担当する工藤建太氏が報道陣の取材に対応。「今回はまだ診察とかを受けていないので、僕らでこういう診断ですというのはちょっとわからない」と切り出し「状態がよくなるように、少し電気の刺激を入れたりしていた。ケガの中で(痛さの)波はあると思うので、メディカルのスタッフと現場のコーチ、スタッフとかで判断をして、うまくコンディションつくっていきましょうという感じ」と語った。
東京GBに2―3で敗れた3日の試合は、チーム2位の18得点をマーク。それでも、長いシーズンの戦いを見据える中で欠場の判断を下したという。また、完治の時期は「ちょっとわからない。元々五輪の時からと考えれば、もう何か月もたっているので、状態を見ながらということになる」と話すにとどめた。