ボートレース多摩川のGⅠ「ウェイキーカップ開設70周年記念」は4日、準優勝戦3番勝負の5日目が行われた。
宮之原輝紀(26=東京)は準優10R、3コースから1Mまくり差しを敢行。舟が浮いてやや横に流れてしまったが、バックできっちり2着を確保し、優出切符をつかみ取った。
相棒の57号機は「準優が一番良かった。行き足、伸びは普通。回り足、ターン回りは納得の仕上がり」と文句なし。「展開があれば突ける仕上がり」と外枠からでも優勝が狙える舟足だ。
9月の津GⅠ・72周年記念では優勝戦で痛恨のF。「(F休みがあるので)GⅠが今節とまるがめしかない。どっちか取りたいなと思って来た」とVへこだわりは強い。当地周年記念は初優出となったが「チャンスがあれば取れる準備はいつもしているつもり。優勝したい」と準備は万端。地元周年制覇、初GⅠタイトル獲得に向け闘志を燃やしている。