森保ジャパンでは〝構想外〟になったとみられるFW古橋亨梧(29=セルティック)の代表復帰ムードが、地元スコットランドで高まりを見せている。
古橋はセルティックでコンスタントに得点を挙げ、今夏にはイングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティーが獲得に乗り出したと報じられる一方で、森保ジャパンの招集は昨年10月の親善試合が最後。1~2月のアジアカップ(カタール)や9月にスタートした北中米W杯最終予選は招集外となっている。
そうした中、今月に敵地で臨む最終予選インドネシア戦(15日)と中国戦(19日)を前に、スコットランドの複数メディアが古橋の代表復帰の見通しを報じた。
その一つ「デーリー・レコード」は「(オランダ1部)フェイエノールトのFW上田綺世は現在戦列を離れており、(イングランド・チャンピオンシップの)ブラックバーンのFW大橋祐紀は調子を落としている。日本の報道によると、森保監督は次の代表活動で古橋を招集する見込みだという」と伝えた。
しかし「日本の報道」とは、森保監督が1日の川崎―鹿島戦を視察した後、負傷で上田の招集が難しいとした上で「次にやってくれる選手を選んでいきたい」と新戦力台頭を期待するコメントを残したにすぎない。これが古橋の復帰に直結するかは疑問も残るが、7日に発表される代表メンバーに入っているのだろうか。