ソフトバンクの和田毅投手(43)が現役を引退することが5日、わかった。
和田は早稲田大から2002年ドラフト自由枠でホークスに入団すると、1年目から14勝を挙げ新人王を獲得するなどチームの中心選手として活躍。12年からはメジャーリーグに挑戦し、16年に日本球界に復帰した。
プロ22年目を迎えた今季は5月に先発として2勝を挙げたが、それ以降は勝ち星がなく。シーズン終盤にはポストシーズンに向けて中継ぎとして調整を進めたが、先月1日のオリックス戦で左足を痛め、それ以降は登板がなかった。今季は2勝2敗3ホールド、防御率3・76。
球団はベテラン左腕の意向を尊重。本人は「まだ自分の中で言える段階ではない」と熟考を重ねていたが、ユニホームを脱ぐ決断に至った。
引退会見は5日の17時より行われる。