インドネシアが森保ジャパンの〝代役ストライカー〟を警戒している。
2026年北中米W杯アジア最終予選でインドネシアと対戦する日本は、同予選で4試合連続スタメンのFW上田綺世(26=フェイエノールト)が太ももの負傷で年内欠場が決定。同予選インドネシア戦(15日)、中国戦(19日)を戦う代表招集が絶望となった。上田に代わる先発には、FW小川航基(27=NEC)の起用が有力視されている。
インドネシアメディア「tvonenews」は「小川は2019年12月に森保一監督の下でデビューして以来、すでに日本代表での経験を積んでいる。常に主力として選ばれているわけではないが、小川はチャンスを与えられると依然として鋭く効果的だ。この統計は非常に印象的で代表7試合で7ゴールを記録しており、1試合平均1ゴールとなっている」と伝えた。
小川は今季公式戦で6得点1アシストをマークし、代表として臨んだW杯最終予選では4試合連続の途中出場ながら2ゴールを決めるなど〝勝負強さ〟を発揮している。NECでチームメートのMFフィト・ファンクローイが「彼はボールコントロールが強く、ヘディングでうまくボールを飛ばすことができる」と特長を紹介した。
同メディアは「小川はインドネシア戦で主力となる可能性が高い。その動きの質と鋭さを備えたストライカーの深刻な脅威に備えておく必要がある」と指摘していた。