大みそかの格闘技イベント「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)の開催が5日に都内で発表された。
今回が10回目の大みそか大会ということを受け「10年間」を意味する英単語「DECADE」をタイトルに冠してイベントを行う。会見の冒頭で榊原信行CEOはこの「RIZIN DECADE」を3部構成で開催すると明かし、その第3部「RIZIN.49」のメインでRIZINフェザー級王座戦、王者・鈴木千裕(25)VS挑戦者クレベル・コイケ(35=ブラジル)を行うとした。
榊原CEOは、このカードが大みそか全体のメインになることが濃厚だとして「10年を締めくくるRIZINが作り出した極上のカードは、鈴木千裕にクレベル・コイケが挑戦することだろうと」と説明。鈴木との再戦を希望している米「ベラトール」のパトリシオ・ピットブル戦も検討されたが節目の大会という意味からこのカードになったとした。
「RIZIN.49」のほかの2部については「ベラトールの日本大会を組み込む可能性も残っています」。また、ボクシング界の大物を招へいしてのイベント開催の可能性も「あります。フロイド・メイウェザーはないですが。ライアン・ガルシア? その可能性もあります」と示唆した。
一方、大みそかに「引退式」の開催を希望するような発言をSNSで行った朝倉未来について「引退式くらいはやるべきかなあと思ってますけど。引退式やってから復帰する人もいますから」と前向き。「引退式の真意も含めて近々あって相談したいです」とした。