株式会社自由国民社が発行する「現代用語の基礎知識」が5日、「2024ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語を発表した。
毎年注目を集める新語・流行語大賞。今年も漫画家のやくみつる、辛酸なめ子、お笑いタレントのパトリック・ハーラン、俳優の室井滋、杏林大学教授の金田一秀穂氏ら選考委員が一年を象徴する語を選び出した。
ノミネート30語は以下の通り。アサイーボウル・アザラシ幼稚園・インバウン丼・裏金問題・界隈・カスハラ・コンビニ富士山・侍タイムスリッパー・初老ジャパン・新紙幣・新NISA・ソフト老害・トクリュウ・南海トラフ地震臨時情報・猫ミーム・はいよろこんで・8番出口・はて?・BeReal・被団協・50-50・ふてほど・Bling-Bang-Bang-Born・ブレイキン・ホワイト案件・マイナ保険証一本化・名言が残せなかった・もうええでしょう・やばい、かっこよすぎる俺・令和の米騒動(50音順)
選考委員会は「2024年は1月に能登半島地震が発生し暗いニュースからのスタートとなったが、オリンピック、大谷選手の活躍、ダンス動画関連のヒットなど、話題は数多く見られた」と振り返り。「流行語としては、小粒がそろったと思われる。また、『お金』にまつわる用語が数多く発生。責任を持たない風潮の世の中、光と闇が混在した年であり、嵐の前の静けさを感じさせる」と分析した。
トップテンは12月2日に発表される。