俳優の仲野太賀(31)が5日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。自身の名前である「太賀」の由来を知り、驚く一幕があった。
番組では実父であり俳優の中野英雄(59)が、94年に「徹子の部屋」に出演した際の映像も放送された。
その中で中野は、「(名前は)僕がつけました。大河ドラマに出られるように、と思ったんですけど、字は変えてね」と大河ドラマを由来に「太賀」と名づけたことを説明。さらに「僕が無理なんで、子どもにだけは大河出て主役でも張っていただかないとと思って。頼むぞっていう望みをこめて。まだポーッとしてますけどね」と次男である仲野に生まれた当初から期待していたことを明かしていた。
これに対し仲野は口元を押さえると、「軽い衝撃映像みたいになってますよね。うわすげえ…」と父親の意図を知らなかったことを告白。2026年放送予定の大河ドラマ「豊臣兄弟!」に主演するという話題を黒柳から持ち出されると、「そうなんです…。何だろう、変な感じしてきた」と父親の期待通りの道を歩んでいたことに驚きを隠さなかった。
仲野は大河出演に向けた抱負を述べつつも、「今こうやってVTRを見て。こんなことを父が言ってる。しかも『徹子の部屋』で発言していて、今僕がここにいるっていうのが変な感じがして…。ちょっと今震えました。感動しちゃった」と率直な心境を吐露。黒柳に「でもちょっと楽しいショック?」と質問されると、「楽しいショックです」と笑顔で告白した。
また実父の中野英雄も、同日に自身の「X」(旧ツイッター)を更新。仲野が番組内で驚きの表情を浮かべている画面の写真を投稿すると、「やばい 涙が止まらない」と告白。約30年越しに、名前に込めた思いが伝わったことへの感動を明かしていた。