ボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第18戦・スカパー!JLC杯」が5日に幕を開けた。
石田貴洋(28=埼玉)は初日9R6枠の一回走り。3艇での激しい3番手争いを演じていたが3周1Mで振り込み、大きく後退。悔しい6着スタートとなった。
ただ、気配に関しては前検から一変ムード。「スリットから雰囲気は良かったし、足は悪くない。ターン回りも悪くないし、前検より良くなっている」と低調機シリーズの今節の中で早くも好感触を口にしている。
デビュー7年目を迎えオーバーエージの枠での参戦。今年は7月の戸田でデビュー2度目、地元では待望の初優勝。9月のヤングダービーでGⅠ初出場。記念戦線での出番も少しずつ増えて、経験値に地力もアップ。成長した姿を博多の水面でアピールしたい。
大きな船出とはなったが、確かな手応えをつかむだけに2日目以降の巻き返しに期待が高まる。