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【RIZIN】鈴木千裕「僕以外の選手はどうでもいいんです」 2024年格闘技界の〝霧〟一掃の大みそかKO予告

東スポWEB 2024年11月6日 5時9分

激動の2024年を笑顔で締めくくれるか。大みそかの格闘技イベント「RIZIN.49」(さいたまスーパーアリーナ)でクレベル・コイケ(35=ブラジル)を迎え撃つRIZINフェザー級王者・鈴木千裕(25)が、霧を吹き飛ばす快勝を狙っている。

鈴木は5日に都内で行われた会見に出席。大みそかに3部構成で開催予定の「RIZIN DECADE」内で行われる「RIZIN.49」で因縁のクレベルとのリマッチが決まった。

昨年6月の初対戦では一本を奪われたが、クレベルが前日計量をオーバーしていたためノーコンテスト裁定となっており、その雪辱を果たす試合となる。大一番に向けて「テーマはリベンジ。ずっとモヤモヤしていて、どこかで払しょくしないと納得いかないというのはあったので」と闘志をみなぎらせた。

初対決前にはクレベル必殺の三角絞めを「パワーボムで返す」と豪語。だが、本番ではその三角絞めから腕十字に移行されタップした。それでも「パワーボム作戦? 間違ってないです。それを証明する戦いになります。来たらバッと外して思いっきり叩きつける」と自信満々だ。さらに「拳が折れてもいいので思い切り振ろうかなって。拳を粉砕骨折しようが、年明けに手術すればいいだけですから」と豪快なKO勝利を予告する。

榊原信行CEOからは、鈴木 vs クレベルを大みそかイベントの最後に行うことが濃厚と発表された。鈴木は「今年1年の集大成なんですよ。そこをKOで終わらせれば、今年の悪い思い出なんて全部消えます。霧が晴れるんです。終わりよければすべてよし!」と強調した。

今年の格闘界は「ドーピング」や「大麻」などネガティブな単語が飛び交った。だが「正直、僕以外の選手が何しようが、どうでもいいんです。捕まろうが、疑惑が出ようが。ただ、僕の試合を見た後だけは『千裕の試合はいい格闘技だった』って気持ちよく帰れるようにします」と約束。

衝撃KOを量産してきた男が、24年最後の大仕事に取り掛かる。

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