卓球の最新世界ランキングが5日に発表され、10位に入った大藤沙月(20=ミキハウス)に中国が注目した。
10月のWTTチャンピオンズ・モンペリエを制した大藤は、2日まで行われたWTTコンテンダー・マスカットで3位に入り、11位からトップ10入り。中国メディア「新浪体育」は「日本の新星がわずか半年でトップ10入りした」と報道。「大藤は今年の4月に125位にとどまっていたが、約半年で一気に順位を上げた」と、その勢いを伝えた。
また、日本女子は早田ひな(24=日本生命)の5位を筆頭に、6位に16歳の張本美和(木下グループ)、9位の伊藤美誠(24=スターツ)、大藤の4人がトップ10入り。中国ネット上では「日本は若い選手が上位にいる。中国は若手の育成を急がなくてはいけない」「若い選手が多い日本にアドバンテージがある」と、中国のトップ選手に比べて若手の多い日本の勢いを警戒する声が多数上がっている。