ジャニー喜多川氏からの性加害を告発した元「忍者」の志賀泰伸氏が5日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新し、旧ジャニ問題の被害者への誹謗中傷を控えるように訴えた。
同問題の解決へ向けて、先頭で取り組んできた志賀氏。補償や謝罪、企業の体質改善を求めるべく立ち上がった仲間への誹謗中傷は到底許せるものではないとして、かねてネットユーザーらへ訴えを続けてきた。
この日は「私の誹謗中傷は… 色々と発信していますので仕方がない事なのかも知れません…」と批判の声を受け止めつつも「ただ後に続いた…勇気を振り絞り告白した被害者への誹謗中傷だけは止めて下さい。お願いいたします。何卒お願いいたします」と繰り返し懇願した。
問題をめぐっては、ジャニーズ性加害問題当事者の会(解散)で、ともに戦った元副代表・石丸志門氏が、SMILE―UP.から被害補償額をめぐり提訴されていたことが同日、判明した。補償額をめぐって双方の主張にかい離があるという。
今後は裁判で補償額を決定していくというが、石丸氏はかねて法を超えた補償を求めており「法の枠内の話にまとめようとしていて、よく分かりません」と首をかしげている。