ウクライナ戦線に派遣された北朝鮮兵たちは、人生で初めて自由にインターネットを利用できるようになり、ポルノをむさぼるように見ているという。米軍事メディア「タスク&パーパス」が5日、報じた。
北朝鮮では国民のインターネット使用は禁止されている。ウェブには高位特権層しかアクセスできない。
そんな中、ウクライナを侵略するロシアに派遣された北朝鮮兵は、オンラインポルノを発見し、それに熱中した可能性があると、フィナンシャル・タイムズ紙の主任外交評論家ギデオン・ラックマン氏がX(旧ツイッター)に投稿した。
ラックマン氏は「信頼できる情報源によると、ロシアに派遣された北朝鮮の兵士たちはこれまでインターネットに自由にアクセスできる機会がなかったという。その結果、彼らはポルノをむさぼるように見ているのだ」と記した。
この投稿について、米国防総省の報道官チャーリー・ディーツ陸軍中佐は「面白い話に聞こえるかもしれないが、ロシアにおける北朝鮮のインターネット習慣や仮想の『課外活動』は確認できない。われわれは、北朝鮮がロシアの軍事作戦に関与しているかどうかという、より深刻な側面に焦点を当てている。インターネットアクセスに関しては、モスクワに質問するのが一番だ」と答えた。
北朝鮮兵がポルノを閲覧している時に、韓国の報道などを垣間見る可能性もあるかもしれない。