13日に開幕する国際大会「第3回プレミア12」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」が6日、10月29日から行ってきた宮崎合宿を打ち上げた。
最終日の練習後、井端監督ら首脳陣、選手、スタッフらがマウンドを中心に円陣を組むと、チームを代表して広島の坂倉が「皆さまのおかげで充実したキャンプを送ることができました。ありがとうございました」とまずは感謝。続けて「チームはこれから名古屋に移動して、世界一を目指す戦いが始まります。まだ合流していない4人(DeNAの牧、佐野、桑原、ソフトバンクの栗原)も合流し、侍ジャパン28人、そしてスタッフ、裏方の方も、全員で世界一になりましょう」と一本締めで、あいさつした。
井端監督も宮崎合宿を総括。「こっちで(広島との練習)試合もできたし、やりたいことはできた。本番までに100(%)に近づくぐらいになっていればいい。僕がイメージしているより良かったので合格点は出せる」と手応えを口にする。
チームは9、10日のチェコとの強化試合(バンテリン)を経て、本番となる日本の開幕戦、13日のオーストラリア戦(同)に向けて名古屋へ移動。指揮官は「初戦(9日)は高橋宏(中日)で、2戦目(10日)は早川(楽天)でいきます」と強化試合の先発を明かし、「久々の登板だと思うので、そこは(本人たちに)任せて。本番にいい準備ができれば」と期待を寄せた。
その上で「もう最後の仕上げに入ると思うので、ケガだけには気をつけていい形で13日を迎えられたらいい」と腕をぶした。