ノア6日の後楽園大会でジュニアのシングルトーナメント「Nイノベーショントーナメント」が行われ、決勝でドラゴン・ベイン(24)が宮脇純太(27)を下し優勝した。
1回戦でカイ・フジムラを、2回戦で菊池悠斗を下したベインは、YO―HEYとAMAKUSAに勝って決勝にコマを進めた宮脇と対戦。試合は高速で攻防が入れ替わる熱戦となったが、終盤にコーナーからツイスターベインで舞ってダメージを与える。これをカウント2で返されると、宮脇を担いでから旋回しつつマットに突き刺すベインツイスターで3カウントを奪った。
試合後、優勝トロフィーを受け取ったところでGHCジュニア王者・ダガに襲撃される。しかしこれを追い返し万雷の拍手を浴びると「トロフィーを手にすることができてうれしいよ。こうして俺たちはメキシコから世界に羽ばたく!」と話した。
一方、優勝ならずもトーナメントで下馬評覆す番狂わせを見せた宮脇は、対戦した3選手に感謝しつつ「俺たちの世代でノアジュニアをもっともっと盛り上げていかなきゃいけない。なぜなら俺がフェイスオブノア…。ノアの顔になるからだ」とさらなる活躍を誓った。